【美容師は実はお金が借りやすい!】美容室の独立開業 融資を受けるための2つの準備
美容室の独立開業
実は美容師さんは創業融資を借りやすいということをご存じですか?もちろん、美容師であればだれでもお金が借りやすい、と言い切ることは出来ませんが、それでも美容業以外の学習塾、エステ、飲食店などの他業種の独立と比べると、明らかにお金は借りやすいです。
お金が借りやすい、創業しやすい理由は2つあります。
1つは、美容師は国家資格であり、独立を考える人の多くはしっかりとした技術、経験、接客技術を身に付けてきた、いわゆる腕に自信がある人ばかり。いわゆる職人さんです。単なる資格を持っているだけでなく、職人としての能力を持った人が独立する、という前提で考えられます。美容師資格を持っていない人、経験年数の浅い人は創業融資を受けることのハードルはとても高くなります。
もう1つは、美容室の創業に必要な内装工事、美容機材などの設備投資を含めたいわゆる独立に必要なお金の金額と、創業融資として貸出可能な上限金額に近い金額であり、比較的少額の自己資金であっても、創業融資を借りることで自分のお店を作ることが可能だ、という点です。
少し補足をすると、学習塾やエステなどは、実は内装工事はそれほどお金を掛けなくても出来る、という認識があり、必要な投資額を融資で借りることが難しい、という場合も実は多いです。飲食店等では、厨房機器などが高額になることが多いのですが、創業融資の上限額は美容室と同じであることから、開業に必要な資金が美容室よりも高くなり、自己資金を多く準備しないと独立が難しい、という現状があります。
こんな理由から、実は、美容師の独立開業は比較的進めやすいと言えます。ある程度のアドバンテージがあるということを分かったうえで、自分がこれからどんな準備をすべきなのかを是非、考えてみてください。